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結露からデスクを守る「珪藻土コースター」の魅力を紹介

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寒い冬が明けて、昼は汗ばむような春のひだまりが訪れたこの季節は冷たい飲み物もだんだんおいしくなってくる。
でもあったかい部屋でキンキンに冷たい飲み物を持ってきて作業をしていると、結露してデスクが濡れてしまう。
そんな悩みを解決するのがコースター。その中でも僕が愛用する「珪藻土コースター」の魅力を発掘していく。

|コースターを使う際の悩み

コースターといっても、プラスチック製や布製、コルクに木製、岩など…。例を挙げようとするときりがないくらい様々な原料で作られていて、小皿のような形の物から板状のものまで形も様々である。素材はそれぞれだが共通して悩みの種となるのが「結露」問題。小皿風になっているものは結露した水滴をこぼさないようにデザインされているけれど、小皿をひっくり返してしまったらこびちょびちょぼれるしコースター自体のお手入れも必要になってくる。もちろんプレート上の物はいくら吸水性素材といえど夏の暑い時期だと吸いきれなくなって結局机の一角が濡れちゃうなんてこともある。
そんな中で珪藻土は、珪藻土という吸水性に優れバスマットにも使われるほどの吸湿性。それを利用し作られたのが珪藻土コースター。もちろんびちょびちょになるまで濡らせば限界は迎えるが、通常のコースターとしての利用法ならそんなことになった経験はない。

珪藻土の特徴

珪藻土の壁
  • 無数の小さな穴(孔)がある
  • 耐火性
  • 吸水性
  • 吸着性
  • 消臭性
  • 保湿・調湿性

などなど…たくさんの性質を持った自然界で作られたもの。
珪「藻」土とあるように、藻の1種の植物性プランクトンの珪藻が海底や川底などに堆積して化石になったものが珪藻土。つまりこの安売りされてるやつも化石の塊と考えると神秘的。
用途としては、耐火性や消臭・調湿性があることから家屋の土壁の代用として壁材に使われることが多く、壁が勝手に湿度を調節してくれる機能性住宅になっている。
その他にも無数の穴がありつつある程度の大きさの物質は吸着することを利用してビールの濾過に使われるようになっている。

珪藻土アスベスト

2006年から2021年の間で珪藻土を使用した工業製品から日常製品のバスマットやコースターにアスベストという肺の病気やがんになる物質が混入した事例があることから一時期、珪藻土は危険という風潮があった。しかしアスベスト珪藻土は全くの別物で、アスベストを使用した接着剤などのいわゆる製品の原材料に問題があったということなので、今は安心して使えるだろう

厚生労働省にまとめられたアスベスト関連報道より一部引用

珪藻土コースター

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ここまで褒めちぎっている珪藻土コースター。購入場所は意外にも、あの百均で有名なダイソー。1点110円で購入可能。今回紹介するものはグレーのものだが、真っ白なものや水色・柄付きのものまで差mざまある中から選べる。
僕は、作業中には水かミルクティーを飲んでいるのでどちらがこぼれても、わかりやすくシミにならないものを選んだ結果グレーを選んだ。百均で買えるという点も、シミが気になって研磨するのが面倒だったら買い替えたらいいやと使う上でも特に気を使わずにガシガシ使えるのも高評価。

|良い点

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グレーという色のおかげで、黒色のマウスマットをひいている机でも目立ちすぎずコースターの役割としてもしっくりきている感じ。
壁面はツルツルとしていて、持ち運びの際に手で擦れてしまっても珪藻土特有のざらざら感で怪我をしにくく取り扱いやすい。
つるっとしているから机のイメージとなじんでいながらも1つのアイテムとして存在感もある。

|残念な点

牛乳やブラックコーヒーといった色の強い飲料をこぼしてしまった際に吸水性が仇になり、吸われてしまってシミが完全に残ってしまう。表面上の汚れならサンドペーパーで削ればいいものの、吸われてしまったものはなんともならないのは石や木製素材に劣ると言える。これだけは木製素材や石製が羨ましい。

|まとめ

今回は、僕がここ最近愛用している珪藻土コースターを紹介してみた。
色が様々あって、表面がざらざらしているからマウスマットを敷いたりしていると存在感が消えて目立ちにくく小物感としておいておける。木目調の机には白色を置いてみるときっといい意味でアクセントになって良い印象になりそうだから試してみたい。